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君へ心こめて
作詞 上田成幸 作曲 上田成幸
木枯しの夜空を 肩にささえて
あてもない旅びと 俺も君も
若さゆえにすてた 花の二片 ( ふたひら )
愛の日々よ 熱き友よ
振りむけば流星 北へ尾を引く
今さらにいたみは 君のなみだ
望むひとに夢に めぐり逢えたか
寒さ閉ざす 明日はあるか
悲しみを悔みを 抱いて生きるな
何よりも君には それを願う
俺が心こめる 歌の一片 ( ひとひら )
春を告げろ 君に届け
俺が心こめる 歌の一片
春を告げろ 君の空に
春を告げろ 君の空に
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浮世まかせ
作詞作曲 上田成幸
花を枕の 盃に
紅のかおりの 舞う午後は
好いた惚れたに 酔うもよし
浮世まかせの 春だもの
とぎれとぎれに 蝉しぐれ
ほろり情けに つまづいて
遠い父母 抱くもよし
浮世まかせの 夏の宵
夢をたずねて いそぐ男
待ってこがれて やせる女
背中合わせの 旅もよし
浮世まかせの 秋深く
どこか恋しい 古傷に
更けて木枯し 冴える夜は
心ふるえて 泣くもよし
浮世まかせの 冬の中
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ガラスの架橋(はし)
作詞作曲 上田成幸
ひとは何故 何を求め
愛の海を 渡る
細々と 透きとおる
ガラスの架橋に立ち
みち潮の 波に濡れて
くちづけを 交わす….
風に散る薔薇の 紅は色濃く
どこまでも夜を 染めてひろがる
…愛の光 うしろ姿
さ・よ・な・ら あなた….
からみつく 日々はいつか
命さえも 冷やす
音もなく 崩れ去る
ガラスの架橋は 今
ひき潮の うねりにのまれ
深々と 眠る….
息たえた愛の 影をうつして
はるばるとゆれる 蒼い蜃気楼
朝の露を 肌にからめ
消えゆく あなた….
ガラスの架橋の ガラスの時刻(とき)は
旅を行くひとの 愛をついばむ
…朝の白さ 空の高さ
さ・よ・な・ら あなた….
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下町どこさ
作詞作曲 上田成幸
下町どこさ オレんちのあたりさ
おもちゃ屋あるかい 一丁目の角さ
ビー玉おくれ 3個だけおくれ
クラマ天狗強いぞ メンコの大将
下町どこさ アイツんちのあたりさ
お菓子屋あるかい 二丁目の角さ
カルメ焼おくれ 5円でいくつ
かわり玉おくれ おまけもひとつ
紙芝居ネリあめ いじめっ子来たぞ
おさげの泣き虫 お前の母ちゃんデ~ベソ
親父がおこった おふくろかばった
押し入れにかくれた やぶっ蚊に喰われた
― 強い男になれよって 言われたっけ
やさしい人になってねって 言われたっけ
ふたつなんて 無理だと思ったっけ ―
昔はどこさ・柿の木に登った
それからどうした シブ柿になった
昔はどこさ・あの山越えた
それからどうした あの海越えた
昔はどこさ・あの空越えた
それからどうした カラスが食べた……
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蜃気楼
作詞作曲 上田成幸
思いがけず 夢にはぐれ 人はいつも 人にすがり
街角は 冷ややかに 逝く春を見つめる
揺れないで 泣かないで うつむかないで
寒い午後は 誰かの手に ゆだねればいい
思い出して 母の胸に顔をうずめ 泣いた頃を
遠い日の 木もれ陽はおだやかに よみがえる
季節ごとに 風は変わり季節ごとに 人はめぐり
あの人も このひとも 振りむけば ゆりかご
出逢いにも 別離にも ぬくもりはある
いたみ溶かす 愛があれば ほほえみはくる
思いがけず 涙ぐんで 人はいつも 人にすがり
陽炎の 日々の中 とまどいを くりかえす
揺れないで 泣かないで うつむかないで
寒い午後は 誰かの手に ゆだねればいい
寒い午後は 誰かの手に ゆだねればいい
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糸車
作詞作曲 上田成幸
胸をふさぐものを ひとつ重たいものを
抱いて歩く 生きる そう……誰もがきっと
にぶい都会の陽ざし つかれはてた愛
ゆれて男と女 ~糸車~
止める恐さ 若さ 立ちつくして負けて
瞳そらすことで 消えるものなどないと
知った去年の秋 ふいにむかしが見えた
熱にふるえたこぶし 死んだ 青い鳥
あなた、あの頃、あいつ ~糸車~
ひとりつなぐ糸に やっと夢をのせた
鉄の扉あけて 旅に出ようと決めて
軽いめまいの中 立ちあがれば夜明け
明日という字を掴む 時をかけのぼる
弾むこころが戻る ~糸車~
まるでうそのように 透きとおって止まる
好きなレコード廻す シャツをぬぎすてる
白いこころが戻る ~糸車~
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れんげ草
作詞・作曲 上田成幸
愛する人の胸で
夜明けの雲をみたい
まるで初恋の 少女のように願う
恋手紙(こいぶみ)のひとつさえ
書けぬまま
い・の・ちを花びらに
宿せるものならば
あなたのふるさとの
小さな れんげ草
あなたがもしも…..もしも
ふりむく時が来たら
かたく眼をとじて そっと髪をほぐし
美しく見えるよう
祈るだけ
い・の・ちを花びらに
宿せるものならば
あなたのためにだけ
こぼれる れんげ草
い・の・ちを花びらに
宿せるものならば
あなたの夢に咲く
ほのかな れんげ草
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慕情はかなく
作詞・高峰雄作(舟木一夫) 作曲 市川昭介
さよならも 告げずひとりで
あの人は いつかどこかへ
旅をゆく風よ 唇の 紅の香りを
運んでください あの人に
背伸びして 涙ぐんでも
あのひとは どこにいるのか
旅をゆく鳥よ 黒髪を そっと一筋
運んで下さい あの人に
いつの日か きっと帰ると
あの人を 胸に宿して
旅をゆく雲よ 泣かないで 待っていますと
伝えてください あの人に
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ROCK’N ROLLふるさと
作詞・作曲 上田成幸 春の風ふわり 蝶の羽ひらり
花の影ゆらり 昼寝の雲とろり
迷い子のオタマジャクシ そろり…そろり
ヒバリのラブシーン ピィロロ ピィロロ
ピィロロ ピィロロ
俺のふるさと愛知県
濃尾平野のド真ン中
学校サボって れんげの畑
ハモニカ ピップッポー
俺のふるさと愛知県
一ノ宮からのりかえて
単線電車で十二・三分
その名も荻原町
駅の正面 右折して
徒歩で六分 つきあたり
これこそオギャアと このオレ様が
お産まれになった 長屋
春はつくしのおひたし
夏はキュウリの生かじり
秋空トンビも 年末(くれ)には夜逃げ
ふるさと――ROCK’N ROLL
俺のふるさと愛知県
濃尾平野のド真ン中
恋しさちらほら 想い出きらり
ふるさと――ROCK’N ROLL
ふるさと――ROCK’N ROLL
ふるさと――ROCK’N ROLL
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序曲だけのコンサート
作詞・作曲 上田 成幸
さらば愛よ 還らぬひとよ
燃えさかる 炎の記憶
この恋歌(うた)に刻もう
序曲だけで かすれた夢は
わずか五分の 恋歌の棺に
そっと結ぼう 愛はいつも 風の中に
遊ぶ蝶の 羽のいろ
影にすがる 心ぬけて??翔く
さらば愛よ すべては尽きた
蒼ざめる スーツの襟に
病葉は降りつむ
序曲だけの ちいさな恋歌(うた)は
誰をたずねる すべもないまま
闇をさまよう
愛はいつも 棘の園に
招く薔薇の 甘い吐息
雨をうけて 永遠(とわ)にひらく??輝く
序曲だけの 愛の恋歌を??あなたへ
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想い出のカフェ・オ・レ
作詞・作曲 上田 成幸
ひと雨来れば さりげなく
うつむいて 涙かくせる
にじむ黄昏かきまぜて カフェ・テラス
くやしいけれど これ以上
幸せを追えば 悲しみ
そんな別れの 苛だちに――耐えきれず
俺の若さが 君を泣かせて
夢の終りを 押しつけた
カフェ・オ・レ 白いカップ 白いスーツ
カフェ・オ・レ 揺れた瞳 揺れた肩
小さな吐息に 愛はこぼれ
風の街を つきぬけた
すまなさなどに 気づいても
あやまちはすでに 傷あと
苦いつぶやき飲みほして カフェ・テラス
“さよなら”告げた テーブルに
想い出を追えば 悲しみ
やりきれなさに 飛びだせば――にわか雨
俺の寒さが 君をまさぐる
夢の終りを 振りかえる
カフェ・オ・レ 白いカップ 白いスーツ
カフェ・オ・レ 遠い瞳 遠い肩
移ろう季節に 愛はこぼれ
今は 誰の うでの中…
カフェ・オ・レ 白いカップ 白いスーツ
カフェ・オ・レ 遠い瞳 遠い肩
移ろう季節に 愛はこぼれ
今は 誰の うでの中…
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眠らない青春
作詞・里中さとる 作曲・岩鬼まさみ
なつかしいこの街に ただひとり来たんだよ
眠らない青春の 想い出に誘われて
やわらかな木もれ陽と 手づくりの愛の日は
変わらずにあるものと おたがいに信じてた
さよならの足音は 春の日のにわか雨
冷たさを耐えるには 若すぎたふたりさ
明日(あした)には出るはずの 虹さえも知らないで
見つめあう 瞳にはあきらめが ゆれていた
お揃いのセーターを ひっそりと取り替えて
合い鍵は二つとも 鉢植えに埋めたよ
逝く春の哀しさを 胸深く抱きとめて
あの人が投げかけた ほほえみの優しさ
鮮やかによみがえる 青春の想い出は
暮れなずむ 街角に いつまでも 眠らない
いつまでも 眠らないいつまでも 眠らない
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噂めぐり
作詞・里中さとる 作曲・岩鬼まさみ
霧ふかくむせぶ 今 港・函館
風 胸をぬけて 旅をめぐる 噂ばかり
ああ 闇をとかす ああ 熱い涙
波の音にゆれて またつらい面影
霧笛 灯台 ああ 船のあかり
月白く浮かび 今 暮れる京都
水 影をうつし 橋のたもと ともる灯り
ああ 想いつのる ああ 紅のかおり
どこか似てる人に また偲ぶ横顔
嵯峨野 竹笛 ああ そよぐ木立ち
星ひとつとんで 今 明ける長崎
花 雨に濡れて誰のために もらす吐息
ああ 今日もひとり ああ すがる噂
鐘の音は遠く また僕を泣かせる
小雨 坂道 ああ にじむチャペル
夢さめて歩く 今 夜の赤坂
ただつかれ果てて 扉おした 古いスナック
ああ 愛の歌に ああ いたむ心
人の笑い声に また落ちる涙
孤独 東京 ああ 恋の終わり
孤独 東京 ああ 恋の終わり
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れ・く・い・え・夢
作詞・作曲 上田成幸
嘘も真実(ほんと)も 見えないままに
若さに酔いつぶれ
うつら・うつらと揺れて ゆりかご
??帰らぬむかし
流れてひとつ はしゃいでひとつ
なくしたものと 手にしたものと
つなぎ合わせてみる
淋しさついでの夜更け
最終便にこぼれた乗客(きゃく)へ
とどくのは……寒さ
長いトンネル 超えてはよせる
いたみを押し戻し
馬鹿につらいと うらみごとなど
??うしろへ投げる
あいつもひとり 俺もひとり
うまれて生きて それが結果(こたえ)か
誰もがそれなりに 力つき傷を抱いて
涙にまけて ひっそりたたむ
“夢”という翼
はるかに昨日(きのう)まさぐる明日(あした)
ほろにがい……煙草
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愛だなんて言うまえに
作詞・作曲:上田 成幸
雨の石だたみ 二人肩よせて
とびこす 水たまり
落ちて砕け散る やわな夢なんて
とうに捨てたよ
愛だなんて言うまえに ―男と女
かざりたてずに 生きて行こうよ
やっと出逢えた 今夜から
理屈ぬきだから 見えるものもある
おまえは 本物さ
過去はただ過去で 現在(いま)は現在なんだ
だから大人さ
愛だなんて言うまえに ―男と女
素顔のままで そばにいてくれ
それで俺には 充分さ
ビルの曲がり角 ふっと雨やどり
この手を はなすなよ
耐えてきたものは お互いにわかる
いいさ いいのさ
愛だなんて言うまえに ―男と女
夜明けを待って 駅に走って
あてはきめずに 旅立とう
愛だなんて言うまえに ―男と女
かざりたてずに 生きて行こうよ
やっと出逢えた 今夜から
愛だなんて言うまえに ―男と女
VIDEO
君よ 振りむくな
作詞・作曲 上田成幸
立ちどまるな 決して振りむくな
走り続けろ君よ 力のかぎり
今、春を待つ風はつめたく
たとえば凍える日々なら ただ ゆらゆらと
涙に希望に身体をまかせて
ためらいも人も 抱きしめて眠れ
立ちどまるな 決して振りむくな
走り続けろ君よ 力のかぎり
今、何よりも熱いいたみが
たとえば 昨日の恋なら ただ しみじみと
寒さにあいつに想いをまかせて
ぬくもりも傷も 抱きしめて眠れ
立ちどまるな 決して振りむくな
走り続けろ君よ 力のかぎり
今、疑いに 心とざして
たとえばうつろな旅路なら ただ さらさらと
出逢いに別離に流れをまかせて
夕やけも虹も 抱きしめて眠れ
立ちどまるな 決して振りむくな
走り続けろ君よ 力のかぎり
立ちどまるな 決して振りむくな
走り続けろ君よ 力のかぎり
力のかぎり
VIDEO
手さぐり坂
作詞・作曲 上田成幸
人生なんて 言葉も文字も
好きには なれなくて
下りては登る道に 名づけた
手さぐり坂とー
男が迷う 女がつまずく
傷つきながら 何をまさぐる
あふれる人波は 暦の中にひしめき
手さぐり坂を すりぬけて行く
幸せに すがる
荒野を臨み 谷を見おろし
灯りは うすくとも
手さぐり坂を ころがる夢は
こころにつなぐー
いたみに耐えた 季節の数だけ
男はきっと やさしくなれる
豊かさそれぞれに
振りむく花それぞれに
手さぐり坂は どこまで続く
この空の下を
いつかこの手の 涙のあとを
陽射しに およがせて
静かにひとり 手さぐり坂で
飲みたいと 想うー
喜び行きの 哀しみ電車
哀しみ止まりの 喜び列車
丸いレールをかみ
まわる・まわる 風ぐるま
手さぐり坂の 始発の合図
聞きながら 今は
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恋人形
作詞 舟木一夫 作曲 山路進一
うす墨の
空はつれない 雨もよう
帰るあてさえ ないひとに
いくつ折鶴 恋ごころ
にじむ吐息の もどかしさ
ふるさとの
風はかおりも 秋化粧
落葉しぐれる 白壁(しらかべ)に
揺れてとぎれて ほそぼそと
つらい噂も 気にかかる
うす紅の
目もとやつれて 恋人形
あやめ一輪 咲く帯に
かくしきれない あの夜の
命かさねた 夢のあと
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快傑 !! 児雷也
作詞:すずきじろう 作曲・編曲:渡辺宙明 走る走る走る走る
稲妻に乗りドロンロン
今日も来る来る 今日も来る来る
人か魔物か あれは児雷也
右手(めて)をかざして
切る九文字(くもんじ)に
妖気ただよう ガマが棲む
父母のうらみに 燃えたつ瞳
めざす仇は 大江戸の空
頑張れ頑張れ児雷也 敗けるな児雷也
響く響く響く響く
雷(いかづち)の中ドロンロン
馳(か)けて来る来る 馳けて来る来る
人か魔物か あれは児雷也
銀の剣は 正義の光
続け愛する綱手姫
結ぶ心に みなぎる力
敵をけちらせ 大蛇(おろち)を倒せ
頑張れ頑張れ児雷也 敗けるな児雷也
荒(すさ)ぶ荒ぶ荒ぶ荒ぶ
嵐をついてドロンロン
飛んで来る来る 飛んで来る来る
人か魔物か あれは児雷也
天地ゆるがす 変幻もよう
進め児雷也 悪を切れ
広い世界の 果てない空に
夢をつかんで 夜明けを告げろ
頑張れ頑張れ児雷也 敗けるな児雷也
VIDEO
END-FIN-FINE
作詞・作曲 上田成幸
花びらごしに 春は逝き
わたしひとり 旅の果て
醒めたまなざし 冷えた愛
空の碧さ つきぬける
見つめすぎたと気づくのが
求めすぎたと気づくのが……遅すぎて
あの人ごしに 春は逝き
わたし ぽ・つ・ん 海の果て
見知らぬ異国(くに)の 潮風(かぜ)の中
肩の陽射し 昼さがり
哀しみごしの さんご礁
わたしふっと 瞳(め)をふせる
とまったままの 腕時計わたしそっと 瞳をあげる
こんな明るい海でなら
沈むつらさもないようで……立ちつくす
END-FIN-FINE(ラストシーン) は あざやかに
けれどやっぱり ありふれて
あの人ごしの あれこれが 波に映えて 昼さがり
責めるつもりはないのです
うらむつもりもないのです……さようなら
花びらごしに 春は逝き 心 ぽ・つ・ん 空の果て
あなたのために 生きたこと
生命(いのち)かけて 忘れない
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ちぎれ雲
作詞 すずきじろう 作曲 里中さとる
雪どけの風に追われて
ちぎれ雲 泣いているのか
うらみさえ言わないで 遠ざかる君の背に
北国の花の便りが
とどくのは とどくのは
いつの日のこと
俺だけが ささえなんだと
ふるえてた細い肩先
あの人の幸せを 祈るのか ちぎれ雲
むらさきの影をおとして
別れ行く 別れ行く
ふたりを抱いた
噂さえ今はとだえて
矢車の花も咲く頃
旅を行くちぎれ雲 お前なら分かるだろ
男ごころの切なさ
あの人に あの人に
とどけておくれ
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想い出通り
作詞 里中さとる 作曲 岩鬼まさみ
立ち止まる ことなく
時は 流れ行き
愛だけが はぐれて迷う街
想い出通りの ポストから
落葉の手紙を 届けたい
あなたの胸に
さりげない 別れの
忘れものひとつ
なぜか気にかかる 日暮れどき
白い壁 らく書き レンガ道 ブティック
何もかも 遠い夢のいろ
想い出通りを 染めてゆく
季節の言葉を 届けたい
あなたの胸に 限りなく 優しい
夕暮れの中に 帰らない恋の ひとりごと
シャララ……
想い出通りで 飲む紅茶(おちゃ)は
うつろな心に あたたかい あなたの香り
めぐり逢い よりそい
燃え尽きて 別れる
愛はいつの日も 風ぐるま
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WHISKY-LONELY
作詞 ・作曲 上田成幸
めずらしく アイツめが
自分でタバコなんぞを 買いに出た
ドアを出て 10 分も経ってから
置き去りの小銭入れに 気がついた
バカ野郎 夜中の2 時に
小銭もなしで タバコが買えるか
あの野郎 出て行ったな
別れたな もどらないな
くやしいけど 泣かないもん
酒でも飲んで 忘れるもん
あの野郎 手ぶらで出たっけ
ここよりいい部屋 見つけやがったな
ばか野郎 このあたしより
いい女なんて いるもんか
WHISKY-GLASS WHISKY-NIGHT
WHISKY-CRY WHISKY-LONELY
くやしいもん 手酌だもん
ヒマになっちゃったもん 飲むしかないもん
WHISKY-GLASS WHISKY-NIGHT
WHISKY-CRY WHISKY-LONELY
探すなんて 似合わないもん
酔いつぶれちまえ 寝ちまえ
WHISKY-GLASS WHISKY-NIGHT
WHISKY-CRY WHISKY-LONELY……..
WHISKY-GLASS(手酌だもん)
WHISKY-NIGHT(くやしいもん)
WHISKY-CRY(泣かないもん)
WHISKY-LONELY(忘れるもん)
WHISKY-GLASS WHISKY-NIGHT
WHISKY-CRY WHISKY-LONELY
VIDEO
グッド・バイ・ソング
作詞・作曲 舟木一夫
誰のために歌は流れ 誰のために消えゆく
追えばにげる 待てばはぐれる
時はいつでも気まぐれ
どんなに強く心よせても
別離 ( わかれ ) の唄は聞こえる
誰もとめることはできない
それが出逢うということ
Good-bye Love Good-bye Song 静かに灯りがおちる
Good-bye Love Good-bye Song 小さな旅路は終わる
幕が上がり歌が弾 ( はず ) み 悲しいことは忘れた
言葉・笑顔・涙・想い出 ひとつもうそはなかった
あなたはじっと見つめてくれた それが何よりうれしい
幕が下りる きっと私は 新たな日々へと旅立つ
Good-bye Love Good-bye Song それしか今は言わない
Good-bye Love Good-bye Song 明日 ( あした ) の出逢いのために
Good-bye Love Good-bye Song 静かに灯りがおちる
Good-bye Love Good-bye Song 小さな旅路は終わる
Good-bye Love Good-bye Song それしか今は言わない
Good-bye Love Good-bye Song 明日の出逢いのために
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くやしまぎれ
作詞・作曲 上田成幸
冗談じゃないよ 冗談じゃないよ
冗談じゃないよ 冗談じゃないよ
お手あげじゃないか!!
アンタの方が 一枚上だと
気付いた時には 遅かったのさ
ぬくにぬけない 熱いクサビが
身体とこころ 男と女を
ガッチリ つないで――
あたしの負けさと 素顔を見せたら
男だけが消えた
冗談じゃないよ 冗談じゃないよ
冗談じゃないよ 冗談じゃないよ
お手あげじゃないか!!
アンタもきっと 初手から遊びで
あたしも勿論 そうだったのサ
それがどっかで なンか狂って
男を許す 間ぬけな女が
ひとり ふえてた――
メゲてる素振りは あたしの勝手
アンタのせいじゃないさ
冗談じゃないよ 冗談じゃないよ
冗談じゃないよ 冗談じゃないよ
そんなはずはないよ!!
メゲてる素振りは あたしの勝手
アンタのせいじゃないさ
冗談じゃないよ 冗談じゃないよ
冗談じゃないよ 冗談じゃないよ
お酒のせいじゃないよ
ROCK’N ROLL(ロック) の せいじゃないよ
アンタのせいじゃないよ
冗談じゃないよ 冗談じゃないよ
お手あげじゃないか!!
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都会(まち)の子守歌
作詞 上田成幸 作曲 上田成幸
この都会(まち)に負けちゃった
変にさびしいね
世の中は 水ぐるま
なみだを集めて クル・クル……
クルクル幸せ 不幸せ
とにかく明日(あした)が クル・クル……クル
クル・クルル・クル くるしいね
ひとりぼっちはさ
望みさえも 通り雨
気づいた時には カラ・カラ……
カラ・カラ この胸 がらん洞
けとばす昨日も カラ・カラ……カラ
カラ・カララ・カラ からっ風
先を急がずに
なつかしい 子守唄
唄っておくれよ ホロ・ホロ……
ホロ・ホロ 青春 大さわぎ
あいつも何処かで ホロ・ホロ……ホロ
ホロ・ホロロ・ホロ ほろ酔いに
深酒(さけ)も いいかげん
この都会(まち)は 咳こんで
きずなも人も チロ・チロ……
チロ・チロ 流れて 茨橋
くぐれば枯葉が クル・クル……クル
クル・クル幸せ 不幸せ
とにかく明日(あした)が クル・クル……クル
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