風連湖 作詞:鈴木紀代 作曲:水森英夫 |
||||
釧路 厚岸(あっけし) 霧多布(きりたっぷ) 人もまばらな バスに乗る 年月かけて 重ねた愛が 音も立てずに くずれるなんて 君と二人で 来るはずだった 秋も終わりの あゝ風蓮湖 |
楢(なら)の木立が 立ち枯れた 道をたどれば行き止まり 明日へ一歩踏み出す勇気 僕になかった 臆病だった… 赤く染まった夕焼け雲が 風にちぎれる あゝ風蓮湖 |
何を頼りに 白鳥は 海を渡って 来るのだろう 心に灯(あか)り ともしていれば 君は戻って くれるだろうか 消して消えない 面影一つ 水面(みず)に浮かべる あゝ風蓮湖 |