道ひとすじ
人は天から生命(いのち)を授(もら)い
歩きだすのさ 明日(あした)へと
百の苦労を 乗り越えて
我慢・辛抱の 道をゆく
そうさ男は…
一つの笑顔に 出会うまで
人のぬくもり 寄り添うこころ
それを教えて くれた妻(ひと)
傍でいたわり ささえあう
そんなおまえが いればこそ
そうさ男は…
夢でも一生(いのち)が 賭けられる
人と生まれて この世に生きて
受けた情けの 有難さ
縁(えん)の一文字 胸に抱き
花と嵐の 道をゆく
そうさ男は…
この手で大志(のぞみ)を 掴むのさ
月物語
眉月(まゆづき)の舟に揺られ
流れ着く夢の果て
一度の逢瀬 許したら
二度が三度に続くもの
弦月(ゆみはり)の月の先が
よこしまな紅を引く
悪い女になったのは
ずるい男のせいでしょう
愛されたくて
愛されたくて
雨夜(あまよ)の月は満ちてゆく
愛されるほど
愛されるほど
ひとりの月は欠けてゆく
十六夜(いざよい)の空を拭う
ためらいの指の痕(あと)
誰か不幸にしなければ
恋は叶わぬものですか
有明の月に濡れて
残り香に涙する
馬鹿な女で通すのは
好きな男のためでしょう
愛されたくて
愛されたくて
真昼の月も覚悟して
愛されるほど
愛されるほど
ふたりの月は霞んでる
ふたりの月は霞んでる